2013年8月12日月曜日

野菜作り022:農業体験農園・トマトの脇芽とりとは?そして生姜の収穫。

体験農園(体験農園って何?という方はこちらをお読みください)では、種や苗、肥料や農機具も用意してくれるのですが、作業は基本的に自分たちで行います。
今の時期は基本的に収穫時期ですので、種まきやトンネル掛けのような本格的な作業はないのですが、色々と「管理作業」は必要になります。
で、この「管理作業」なのですが、その代表はやはり「雑草取り」ですが、その他に何をやっているのか、野菜を育てたことがない方にはわかりづらいのではないかと思います。
そのため、その代表的なものである「トマトの脇芽とり」を説明したいと思います。
知っている方にはあまりにも当たり前の話ですので、ご容赦を。


















上の写真の赤丸のところに出ているのが脇芽です。
メインの茎と葉っぱの間から、にょきっと出てきます。
脇芽といっても放置しておくとどんどんおおきくなって、花も咲きますし、トマトもできます。
「両方でトマトが採れるならいいじゃないか」とも思えますが、あまり多くの枝でトマトを作るとひとつひとつのトマトが大きくならなくなります。
また、枝が茂りすぎてジャングル状態になって虫が付きやすくなったりもするようです。
そのため、大玉のトマトはメインの枝以外の脇芽は取ってしまうのが一般的です。

上の青丸のミツマタに分かれている部分を見てください。
一番右は葉っぱなので良いのですが、真ん中と左側に枝が二本でています。
これはどちらかが脇芽だったのですが、脇芽が大きくなりすぎてどっちがメインかわからなくなってしまっています。
まるでかなりの時間、脇芽とりをさぼっていたみたいですが、実は1週間くらいでこのような状況になってしまいます。
そのためかなりこまめに脇芽を取らないとすぐにジャングル化します。






















上の赤丸のところは結構、大きくなってしまった脇芽を採った後ですが、よく見るとすぐ隣に新しい小さな脇芽が生えています。
そう、いったん脇芽を採った場所でも、しばらくするとまた生えてくるのです。
トマトの生命力、侮りがたし!

実はトマトの枝はすごく折れやすく、私も結構ポキポキ折ってしまっているのですが、一部がくっついているとテープで固定したりすれば結構な確率で生き残ったりします。
一見、弱そうですが、さすが、アンデスの高地原産!
なかなかしぶとい植物です。



















今週の収穫です。
中央の小さい袋に入っているオクラは買ったもの。
週の半ばに採っていることもあってちょっと少な目。
キュウリはほぼ完全に終了。
トマトもミディに続きミニがほぼ終了。
大玉のみがまだ残っています。
ナスとピーマンは引き続き最盛期。
最近は毎食、ナスを食べています...






















そして生姜を試しに抜いてみました。
ちょっと小さ目。
まだ時期が早いのと、今年は梅雨がいまいちだったので出来があまり良くないようです。
もっと水をあげればよかったかな。
でもさっそく素麺に入れたりした楽しみました。
おいしいです。
























-----------
野菜作り第23回はこちら
野菜作り第21回はこちら

0 件のコメント:

コメントを投稿